会長挨拶

 第106回日本消化器病学会総会を、2020年4月23日(木)~25日(土)の3日間、広島市のリーガロイヤルホテル広島、ホテルメルパルク広島、NTTクレド、広島国際会議場で開催させていただきます。日本消化器病学会は1898 年に創設されて以来、発展を続けており、現在の会員数は約34,500人となり、本邦における最大規模の学会の一つです。この度、この歴史と伝統ある消化器病学会総会の会長を務めさせていただくことは、身に余る光栄と深く感謝申し上げます。

 本学会を広島大学がお世話させていただくのは、今回が初めてのこととなります。今回は、「消化器病学の明日を拓く」をメインテーマとさせていただきました。C型肝炎の治療は強力なdirect acting antiviralsの出現により激変し、肝細胞癌を初めとして消化器系の癌の治療もめまぐるしく変わろうとしています。学会の使命は最新の治療を共有すると共に、新しい治療の開発に向けた議論を行うことであり、日常診療を行う上での知識の基盤となるものです。そのような経験を共有していただくべく、様々な講演、主題を考えさせていただきました。

 主題としては、シンポジウム10題、パネルディスカッション12題、ワークショップ15題を企画し、幅広く消化器病全体をカバーするプログラムを作成しました。消化器病学の最先端のトピックスを発表・議論していただき,消化器病学の明日を拓く会となるものと確信しております。また毎年好評であります若手医師・研修医のためのハンズオンセミナーも計画しております。

 地方中核都市である広島には、安芸の宮島に厳島神社という世界遺産もありますので、少し足を延ばして宮島観光をされてもいいのではないでしょうか。さらに、広島には、瀬戸内料理や広島風お好み焼きを代表とする広島のSoul foodも多数そろっており、ぜひ御堪能いただければと思います。本総会が、会員の皆さまに満足いただけるものとなりますように、教室員一同、総力を挙げて準備をしております。学会の成功には何にもまして、会員の皆様の多くのご参加が必要です。多数の演題登録とご参加をお待ちしております。

 最後に、第106回日本消化器病学会総会の企画・プログラム作成に関しましては、本学会の役員・評議員の先生方、プログラム委員の先生方に大変にお世話になりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

第106回日本消化器病学会総会
会長 茶山一彰
(広島大学大学院医系科学研究科 消化器・代謝内科学 教授)